アイススケートのように?
プロと競技と別れていきそうですね?
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324539604579007980817756924.html
スポーツに進化するポールダンス―目指すは五輪正式種目
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スポーツに進化するポールダンス―目指すは五輪正式種目
【ロンドン】ポールスポーツ世界大会では審判が使わない用語が幾つかある。
その1つが「スパッチコック」だ。
先月ロンドンで開かれた世界大会でリザ・サボーさんがルーティンに取り入れた技をポールダンサーはスパッチコックと呼ぶ。ロースト用に平らに開かれた鶏(=スパッチコック)を連想させる技だ。しかし、この大会ではこの名前は使われない。
スパッチコックは、この大会では「FM10」という公式名称で呼ばれていた。これには正当な理由がある。大会の主催者はポールダンスをオリンピック正式種目にふさわしいれっきとしたスポーツに変えようとしているのだ。
そのために大会の主催者はルールブックを作成して、規定の動きにコード名を付け、採点方法も明記した。取り外しできる衣装などポールダンスにつきものの要素は禁止した。さらに、「ポールスポーツ」という名称を浸透させたいとも考えている。
「厳しいルールを採用してスポーツとして尊敬されるよう努力している」とフローレンツァ・ピザニス氏(43)は言う。ピザニス氏はドイツのドルトムントでポールダンスのコーチを務めており、国際ポールスポーツ連盟(IPSF)の技術委員会のトップでもある。技術委員会はルールブックを作成、ロンドン大会で初めて適用した。
ルールブックは「過度に性的な」ダンスを認めていない。臀部のダンスは禁止されている。「帽子やステッキなど衣装に付随していると見なされないもの」も認められていない。
ポールダンスはストリップクラブの出し物から真剣なスポーツに進化を遂げようとしている。ルールブックの策定はその動きを後押しするものだ。ポールダンスはこの数十年で世界的に一定程度の尊敬を集めてきた。スポーツへの進化という目標を達成するためにさまざまな地域で組織が結成されている。
ロンドン郊外に本部を置くIPSFは競技の体系化を慎重に進めることで水準の引き上げを目指している。
ポールダンサーの中には競技の組織化によって面白みが奪われることを心配する人もいる。従来のポールダンスでは「もっといろんな演技をすることができるし、もっと楽しめる。もう少しばかげたこともできる」と話すのはリゼット・クロルさん(27)。クロルさんはアイルランドのダブリン出身で、ロンドン大会に出場した。衣装を脱ぐことは求められないがダンサーが官能な表現を追求できる場所でもポールダンスをしている。
一方、どうしても規則が必要だと言う人もいる。必ず取り入れなければならない技があることで「基準が設定される。言わば、大人と子どもを区別できる」と英国のケント出身のイベット・オースティンさん(45)は言う。元体操選手のオースティンさんもポールスポーツのロンドン大会に出場した。
今年の世界大会で審判を務めたスコットランド・エジンバラ出身のアン・ゴスウェルさん(37)によると、これまでの大会では審判の判定は大まかだったという。「昨年審判をしていた人は基本的に自分自身の基準で判断していた」とゴスウェルさんは言う。
ロンドン大会は劇場というより体操の競技会のようだった。ダンサーは自分の国の名前がプリントされたウォームアップ用のウエアを着用し、ポールに近づく前に滑り止めの粉を手に振り掛けた。
参加者は二十数か国から約100人。選手は力強さを示す技と柔軟性を示す技を5つずつ組み込んだルーティンを披露した。
規定の技には、伸ばした両足を180度開くFM6(従来の名称は「チョップスティックス」)やポールを握りながら全身を空中で水平に伸ばすSM7(「ジャンプ・トゥ・テーブル・トップ」などがある。
いかめしい顔の審判がサボーさんら選手を採点した。43歳のサボーさんはブダペストでポールダンスとフィットネスのインストラクターをしている。サボーさんはFM10の演技ではルールに忠実に行うことを意識した。上半身をポールに対して垂直にして両腕を広げてポールを持ち、両足を90度に開いてポーズを決めた。
ステージから降りたサボーさんは、「あれで減点されると思う」と言った。「少し雑だったから」。
ルールブックはFM10について、両足首をポールにつけた姿勢を2秒間保たなければならないと定めている(つま先はピンと伸ばさなければならず、足の甲はポールにつけてはならない)。サボーさんは両足の甲をポールにつけるというミスを犯した。
3カ月にわたってトレーニングを受けた審判団はサボーさんのつま先が伸びていないことなどに対して減点した。ポールから落ちれば3点の減点だ。
ある選手は頭につけた飾りから羽が落ちたことで1点減点された。
連盟が定めたルールブックでは、演技者から衣装の一部などが外れることに対して厳しい規定を定めている。演技者が故意に衣装を脱いだ場合は失格処分とする。衣装を「性的に」使用することは禁止されていて、衣装のネックラインは鎖骨から80ミリメートルより下にきてはならないとしている。
FM10の出来を心配していたサボーさんだが、60点満点中44.9点の得点で部門優勝を果たした。
授賞式では各部門の1位から3位までの選手が3段の表彰台に上ってそれぞれ金、銀、銅メダルを授与された。その様子はオリンピックの表彰式のようだった。
このオリンピックのような雰囲気こそ、IPSF会長のKT・コーツ氏(36)が打ち出したいイメージだ。コーツ氏によると、連盟は最終的にポールスポーツをオリンピックの正式種目に採用するよう国際オリンピック委員会(IOC)に申請したいと考えている。新ルールの設定によってポールスポーツがオリンピックの体操種目の基準にのっとったものになったこともオリンピック種目への選考過程でプラスになるだろう。
英国のハードフォードシャー出身のコーツ氏はオリンピック種目として検討されるための第一歩として、ポールダンスをスポーツとして認めるよう公式競技団体を説得したいと述べた。
IOCで広報を担当するマーク・アダムス氏は、ポールダンスのオリンピック種目への採用について、珍しい話ではないとした上で、オリンピックの正式種目になるには、男女比や地理的な広がり、ガバナンス(統治)などの点で基準を満たさなければならないと述べた。ポールダンスについては、「まずスポーツとして広く認識されなければならず」、そのあとも長いプロセスを経なければならないと指摘した。
「私が生きている間に実現するかって?それはわからない。私たちは希望を持ってポールスポーツに対する認識を変えようとしている」とコーツ氏は話している。
自由度の高い大会に引き付けられるダンサーもいる。先月、ポーランドのワルシャワで開催されたポールダンス・カップでは規定の動きはなく、衣装の種類や小道具、ポールの周りを旋回する性的な演技も禁止されなかった、とナタリア・マリア・ボイチェホブスカ氏(30)は話す。ワルシャワ出身のボイチェホブスカ氏はポールダンス・カップの発起人だ。衣類を全て脱いではいけないというのが唯一のルールだ。
「私には華やかさや髪を飾ったりすることや、そして何よりダンスが必要」とレネー・リチャードソンさん(30)は話す。リチャードソンさんはブダペストの劇場のパフォーマーでポールダンスを専門にしている。演技する場所によっては衣装を脱ぐこともあるという。リチャードソンさんは「スポーツは悪くないけれど、私は魅惑的なものに胸がときめく」と話している。
コーツ氏はポールダンスに対するさまざまなアプローチは共存できると話す。「BMXもマウンテンバイクも同じ器具を使うけれど全く違う」のと同じだという。
ポールダンス新宿歌舞伎町教室
金曜・日曜
16:00~17:15
17:30~18:45
1レッスン1人3,000円
各4名 予約制
フリーポール
火曜17:00~19:00
1人1,500円
4名様まで。
予約制
新宿スポーツジム
新宿区歌舞伎町2ー2ー10地下1階
shinjuku.gym@gmail.com
080ー1987ー173
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